昨年末に70代硬膜下血腫の方がお見えになりました!
50代で脳出血、昨年春に硬膜下血腫になった経緯があるそうです💦
右半身の麻痺があり、仕事も継続され右手を使っているとのことでした。
しかし、右肩の腱板損傷となり、痛みがある状態で来店されました。
お悩みとしては、
・ご飯を食べるのに右手が使いにくい。
・右肩が回りにくい
という訴えがありました。
原の頭の中では、
右肩の疼痛は施術で治まるだろうけど…右足が床についていないなあ…
と考えていました👀✨
手や肩の悩みを相談されているのに、そこを見ていました‼
なぜなら、
そもそもの姿勢が取れていないのに手をうまく使うのはそりゃ難しいでしょう
ということです(`・ω・´)b
足を床から浮かして座る、これってお尻の後方に体重が乗りますよね。
そこで上半身をまっすぐに維持することは、かなりの腹筋を要します!
維持できないから背中を丸める、そうして肩甲骨の位置がずれてくる、肋骨、鎖骨の動きも変わってくる
腕も上がらなくなってくる‥‥悪循環になるんです💦
まずは足をつけて座る、坐骨結節に荷重して座る、これが基本です!!!!
そこも見ずに肩や手の練習をしても意味がないのです💦
足をつけて床反力や床の情報を得るということも(難しい話ですが)大事なんです。
今回は、座り方の指導や誘導、胸郭の動きを見ながら右肩の施術を行っていきました✨
まずは座り方の変化
※ベッドの高さは同じです
<施術前>
<施術後>
え!足ついた!!!と驚かれていました!
続いて箸の使い方の変化
<施術前>
なかなかうまくつかめない💦
必要以上に脇を開いています💦
<施術後>
2秒以内につかんで口元へ!
小さいのまでつかめるようになりました👏
食べ物がないので、メラミンスポンジをしっかり濡らして重さもつけていますので、
はんぺんのような状態です!
お箸もあえて細いコンビニのお箸で行いました!
どんな箸でも使えると良いですもんね😆
60分4回でここまで成長され、
3回目の時点で右肩の疼痛は消失していました👏✨
自主トレーニングは継続できていなかったようですが、
右手を普段使っておられるので、ある意味動かせていたようです!
施術していくたびに表情良くお話もしてくださり、とても楽しい時間でした♪
お体に気を付けてお仕事頑張ってくださいね😊