ベンリー神経リハビリセンター

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その他の疾患 リハビリ通信

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パーキンソン症候群とは・・・?

その他の疾患リハビリ通信2024.05.17

パーキンソン症候群とは・・・?

こんにちは!

みなさんは、パーキンソン病とパーキンソン症候群の違いについて

ご存知でしょうか?

 

パーキンソン病をまとめてみます。

<原因>

●脳のドパミン(情報伝達物質)を作る細胞が減少して起こる

●強いストレスがきっかけで脳の中で密かに進んでいたドパミン欠乏が表面化し

身内の方の不幸や病気、家庭・労働環境の変化などの後に出やすい

<症状>

ドパミンは体の動きの調節に関わり、

手足の震え、動作の鈍さ、歩きにくさ、前かがみ姿勢などが出現

<遺伝性>

●ごく一部の患者さんでは遺伝の影響

●ほとんどのパーキンソン病患者さんの原因は不明

<予後>

●例外なく進行するため、年月とともに症状は進む

●無治療では生活が不自由になり、やがて介助も必要となる

<治療>

薬物:ドパミンの機能を補うことが主体(L-ドパなど)

進行に伴い、脳深部刺激療法、経腸L-ドパ治療など

では、タイトルのパーキンソン症候群についてまとめます。

図をご覧ください。

<症状>

パーキンソン症候群はパーキンソン病と同様にドパミン欠乏による

動きの鈍さや歩きにくさが生じ、進行性

<経過>

専門医でもしばしば区別が困難で、症状の進み具合は病気によって異なる

<治療>

ドパミンの働きを補う薬物治療(薬の量や使い方は異なる)


パーキンソン病、パーキンソン症候群どちらにおいても、

経過をよく保つために、運動が大きな役割を果たします。

前触れ症状の段階から運動量の低下は少しずつ始まっています。

運動量の低下は筋肉や骨の衰えの原因となり、要介護や寝たきりのリスクになる可能性があります。

意識してなるべく体を動かす必要があり、

「病気になる前よりも運動するんだというくらいの気持ちをもちましょう!

薬を服用しても動かなければ身体は衰えていきます。

 

今回のお客様はパーキンソン症候群の方です。

前かがみ気味が気になり、歩く時もしっかりと腕が振れない状態でした。

たった60分で歩きがイキイキしていますよね👏

そして、手が振れました🙌

ご本人様も大喜びでした!

施術では、撮影時以外は歩く練習をしていません!

身体の活動性を高め、正しい姿勢の状態を指導した後に歩いてもらうだけで

これだけ変化がありました!とても良い表情でした😊私も嬉しい♪

次回も頑張ります!とのことで、この春夏一緒に頑張っていきます✨

 

パーキンソン病、パーキンソン症候群の方、その他のご病気の方、

「なんで私が?」と病気になった自分を責めたり、悲しんだりされてきたかと思います。

誰も悪くないんです!

この状況を打開する方法は、積極的な治療と運動、頑張るぞという姿勢です。

治療に運動、簡単なことじゃないんですよね・・・

長い道のり、良くなるのか、どうせ…と思う気持ちもあるはずです。

想像で自分のゴールを決めちゃダメです!

有名人の名言として、

●あなたの運命が形作られるのは、あなたが決断する瞬間なのだ。- アンソニー・ロビンズ -

●人間は、その想像力によって支配される。- ナポレオン・ボナパルト -

●行動を伴わない想像力は、何の意味も持たない。- チャップリン -

この言葉に少しでも響いた方は、勇気を出して行動してみましょう!!!

一度きりの人生を有意義に過ごすために出来ることをやりましょう✊

治療はお医者様にゆだねて、運動の面ではこの原がサポートしますので、

お気軽にご相談くださいね✌