ベンリー神経リハビリセンター

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その他の疾患 リハビリ通信

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パーキンソン病、リハビリ必要!?

その他の疾患リハビリ通信2024.04.24

パーキンソン病、リハビリ必要!?

パーキンソン病について簡単にまとめて紹介します。

●人間の体はなぜ動く?

→大脳皮質からの指令が筋肉に伝わることによって動く

→大脳皮質の指令を調節し、体の動きをスムーズにしているのがドパミン

 

●なぜパーキンソン病になるのか?

→中脳の黒質にあるドパミン神経細胞が壊れて、作られるドパミンが減ることによって発症

ドパミンが減ると、体が動きにくくなったり、ふるえが起こりやすくなる

 

●ドパミン神経細胞は、健常人でも減ることがあるのか?

→年齢とともに自然に減るもの

パーキンソン病の方は、健康な人に比べてより速いスピードで減っていく

 

●患者数は?

10万人に100人~150人くらい、60歳以上では10万人に約1,000人と多い

●症状は?

特徴的な症状:①静止時振戦②無動③筋強剛④姿勢反射障害

→他には、便秘や起立性低血圧などの自律神経症状、嗅覚障害、睡眠障害、認知障害、精神障害(うつ)

疲労や肩腰の疼痛や手足の筋肉痛など

パーキンソン病外来 | 福岡青洲会病院

リハビリをする意味はあるのか?

パーキンソン病は、症状の程度が様々ですべての方にぴったり合うという運動はない

→パーキンソン病では、意識して運動をしないと運動不足に陥るため、発症初期から運動を習慣にすることが重要

→体力維持、筋力維持、パーキンソン病に特有な姿勢、歩行、動作に対して対応していくことが必要

リハビリを定期的に行うことで、発症から長い年月が経過しても、

 移動/食事/入浴など日常生活動作での介助量の軽減が期待できるとされている

日中に横にならないだけでも、薬の効果がはっきり現れ、薬が効いているオンの時間も伸びると言われている

 ★運動は、薬とセットにすることで互いの効果を高める!!

 

今回の方は、日中寝てTVを見て過ごされることが多く、オンの時間も短くなってきていると悩まれていました。

Youtubeを見て独学で運動もされており、このままの方法で良いか確認してほしいと自主トレーニングのチェックも行いました。

腹部が伸びづらい状態が目立ち、動作での疲労軽減のためにも呼吸がしやすいように胸郭や横隔膜にも介入しました。

ストレッチや動作指導も丁寧に行い、施術後にはこのように歩行時の方向転換後でも上半身が高位に保持できていました👏

この方に合った必要な自主トレーニングも指導し、自宅で頑張ってみると喜ばれていました!                 

 

どのような疾患でもぴったり合う施術内容はありません。

お一人お一人に合わせて、必要な施術を行います!詳しくはお問い合わせください(*^▽^*)